アロマテラピーって何?

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アロマテラピーとは

植物、花、木々、自然が好きな人は多い。

上記の人たちはアロマテラピーにすんなりと入っていけます。

アロマテラピーは植物や果実の果皮、木の枝などが放つ天然の香りを利用した自然療法です。

アロマテラピーの中には、香りを楽しむクラフト作り(石鹸、キャンドル作り、スプレー作り等)、身体を癒すトリートメント(アロマトリートメント)、病気予防(自律神経を整える、認知機能の低下を予防する、女性ホルモンの乱れを調整する)などがあります。

日常的に天然100%のエッセンシャルオイルを使っていくことで、楽しみながら身体の不調を和らげたり、気持ちを快方へと導いてくれます。

なぜアロマテラピーは身体に変化を起こすのか?

①香りが脳に直接働きかけるから

  私たちの身体はうまくできています。香りが細胞を通して脳へと伝達されます。

情報を受け取った脳はよい指令を各器官へ送り、情報にまつわる記憶を呼び出します。

香りの分子は嗅覚受容体というものを介して細胞内に入りこみます。そこから嗅覚情報は神経細胞を通して脳の感情や記憶を司るところへと伝わります。

脳の感情面をコントロールしているところは引き出しによく例えられます。小さな引き出しがたくさんあるのをイメージしてください。その中から取り入れた情報に合うものを瞬時に選び出してくれます。

木や植物が持っている香りは自然に私たちの嗅覚から身体の中へ入ってきます。(その他に皮膚から、呼吸器からの侵入経路もあります)

木々がたくさん植わっているところでは、「うーん」と大きく深呼吸したくなり、また、華やぐ香りを放っている花には顔を近づけてその香りを吸い込みたくなります。

それらの行動を起こすと気持ちが落ち着いたり、幸せな気分になりますよね?

また、香りを楽しんでいることで幸せホルモンと呼ばれている、オキシトシンやセロトニンなどのホルモン分泌を行ったり、女性ホルモンのバランスを整えたりします。

次に、

②精油に含まれる有効成分が心身に働きかけることについてです。

よく「この香りは痛みに作用しますよ」とか「気持ちを落ち着けますよ」など、アロマテラピーのお店やサロンに行かれて耳にされると思います。

これらは精油に入っている成分からこのようなことが言えます。

例えば、ラベンダーの主な成分である酢酸リナリルというのがあります。

この成分は心身のバランスをとってくれたり、痛みの緩和、血圧降下、抗菌などの作用があります。

そして、同じく次に多い成分としてリナロールがありますが、これは

鎮静作用、交感神経の興奮を鎮める作用、抗うつ作用などがあります。

作用にこだわって選ぶ必要はないですが、エッセンシャルオイルの中には多くの成分が含まれていること、そして、それらの中で特徴的な成分や多く含まれている成分が私たちの身体によい作用を与えることが言えます。

まとめ

・アロマテラピーは心身を健康にするための自然療法である。

・鼻から脳へ、脳から各器官へ情報が伝達される。

・植物の恩恵を受けながら、病気になるのを予防する。

植物が好きな方には特におススメします。自然な香りを取り入れて心身共に健康に過ごしていきましょう。

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